二次障がいを防ぐために
私たち支援者は、障がいを持つ彼らに対して
いろいろと指示を出す、または教えることが仕事だと
思ってしまうことが多くあります。
支援者の指示や思いに障がいを持つ方を操作してしまうことは
彼らを指示がなくては動けない人にしてしまう事になります
自分の思いはわかってもらえないし、叶うことはないと思えば
表現することも力を発揮することもできない人になります。
辛い時は、自傷をしたり他害をする等の良くない行動で表現してしまう方もいます。
これが二次障がいと言われるものです。
二次障がいをおこさないでその人らしく生きていくために
彼らを支援者の想いに沿わせるのではなく
支援者が彼らに寄り添うことが大切です。
こういう内容で今月は、「陥りがちな支援」について
臨床心理士の職員を講師とした職員研修を行いました。
改めて学び、確認できた研修会となりました。