アドラーの言葉
最近、心理学者アドラーの言葉を読んでいます。
1870年生まれのアドラーですが
人に対する思いや考え方は、現在と何ら変わることはないなあと感じます。
その中で、アドラーは子どもを健全に育てるために六つのことを提唱しています。
① 愛すること
最も重要な援助は愛であり、愛することは確実な保証を相手にもたらす。
② 自信を持たせる
子どもの自信、子どもの個人的な勇気は子どもの最大の宝である。
③ 甘やかさない
甘やかされた子どもは自信を失いがちです。
④ 怖がらせない
子どもから自信を奪い、子どもを混乱させます。
⑤ 罰せずにほめる
何が誤りであるか、どうすればよいのかを伝える。
⓺ 決定の自由を残す
服従させずに選択肢を与える。
社会の中で育つ子どもたちです。
関わる大人が勇気を与える言葉を発することで
子どもは自信をもって行動できるようになります。
自信を持った子は、人生を切り開く力を蓄えることができます。
それは、障がいがあってもなくても同じです。
特に障がいのある子は、自信を失いがちです。
プライドを傷つけずにその子も持つ力を発揮することのできる
工夫とかかわりが何よりも大切です。