11月もあと少し
早いですね。11月も残り2日です。
陽射しあれば暖かく、銀杏の葉の黄色がまぶしく映ります。
今月は久しぶりのイベント続きでした。
11月3日に職員全体の研修で上智大学総合人間科学部の大塚晃先生をお招きして
「障害者虐待の防止と意思決定支援」という演題でご講演をいただきました。
ご自分のこれまでの経験からのお話はとても分かりやく納得させられることばかりでした。
利用者と支援者との関係でどれだけ支援者の立場を小さくできるかと問われます。
大きい小さいと考えると見えてきます。支援者が大きくて自分の想いを押し付けてしまいがちな支援の世界が。
支援者が自分を小さくすることをもっともっと意識しなければなりません。
そして、利用者さんの声をどれだけ聞けるかが支援者の目標だと改めて気づかされます。
話のできない方も重度と言われる方も必ずご自分の意思があります。それをわからないのは支援者の力の無さです。
もっと支援者は立場は小さく、でも支援力のある者になれるよう努力を重ねます。
3日の午後は皆でおいしいものを食べ、お酒をいただき楽しむ時間をすごせました。こんな時間もやっぱり大切です。
そして、今月は3つの班に分かれて静岡の掛川にある「ねむの木学園」の研修旅行もありました。
過去から現在まで、制度の無かった時代に障がいがあっても尊重されて暮らすこと、愛されて日々を過ごすことを
伝え、行動された宮城まり子さんの想いに触れてきました。
そして、他の地域の職員同士が共に行動することで、繋がりを深めることができました。
価値ある11月ひと月を過ごせたことをうれしく思っています。