遠くの地から見学
昨日は、香川県から見学の方がいらっしゃいました。
ご自身も障がいを持つお子さんをお持ちで
今後、福祉サービスの事業所を立ち上げたいと考えていらっしゃる方です。
「おおとり園」「つばさ園」の見学をして、とても感激されていました。
私たちが当たり前と思ってやっていることが、こんなに感激して
いただくとこちらが恐縮してしまいます。でも大きな誇りです。
汚い言葉いったり、奇声をあげたり、人をたたいたり、唾を吐いたりする子に
けっして怒らず、寄り添い、落ち着いた声掛けは、
他の子たちも影響されることなく落ち着いた居場所のままで過ごすことができます。
その子が、課題遊びのときは、うれしそうにみんなの前に立って
「缶の色合わせ」をします。つまづきそうなとき、
指導員がさりげなく支え、成功に結び付けます。
彼の心の中は、みんなと同じにしたい、認められたいという気持ちなのです。
ほんとうは、人の嫌がることをしたいわけではないのです。
いっぱい認めて、いっぱいほめて、彼が楽に過ごすことができるよう
みんなで支えていきます。
遠くの地でも障がいを持つ人が有意義な時間を過ごせる事業所が
増え続けるためのお手伝いができたらとても幸せです。
1月と2月の埼玉県の児童発達支援管理責任者研修のお手伝いを
させていただくので、またよりよい種まきができたらと考えています。