強度行動障害支援者養成研修
第4回目の強度行動障害支援者養成研修が昨日終了しました。
4日で24時間の研修を皆さん熱心に参加していただきました。
講義や演習の中で一番伝えたことは
困っている。つらい思いをしているのは障がいのあるご本人であり
支援者を含む周りの人ではないこと
工夫したり努力するべきは私たちであること
彼らが混乱をしたり、理解できないときは
私たちに非があると考えることを伝えたつもりです。
そのことが、確認できると自分たちのやるべきことが
見えてくるはずなのです。
彼らのせいにしていては、解決策は苦しんでいる彼らに
変わることを強いるだけとなり、解決の糸口は見えてきません。
支援に困ったとき、困ったことだけに注目しないで
その方の生活全体を考えたり施設のプログラムを見直したり、
自分自身の支援方法や対応がどうだったのか。
広い視野でみると行き詰まらずに済むように思います。
彼らを尊重し心を寄せる支援者になってくださることを願っています。