上尾かしの木特別支援学校
30日の金曜日
上尾かしの木特別支援学校で先生方の研修会で
講演をさせていただきました。
パソコンの学習室から先生方のパソコンへお話します。
現在は職員会議もこのようにされているそうです。
皆様のお顔を合わせることができないのは少し残念でしたが
仕方のないコロナ感染の状況です。
今年の初めに特殊教育研究所の研修会でパネリストをさせていただいたとき
上尾かしの木特別支援学校の校長先生がご覧になって
ご自分の学校の先生にも聞いてもらいたいとご連絡を
いただいたご縁でした。
「子どもたちの未来を託された私たち」という演題にさせていただきました
支援学校の先生も私たち支援者もそのかかわり方で
障がいを持つ子どもたちの未来は大きく変わってくると思っています。
今を大切に、今を楽しく過ごすこと
どの人もいつの時もちゃんと一人の人として尊重されること
私たちはしっかりと心にとどめなければいけません
改めて感じる機会となったらうれしいと思います。
お会いした先生方は皆さんとても明るく素敵な先生でした。
20年前に私の話を聞いて、内容もしっかり覚えていてくれた先生が
いらしたことに驚きました。
私自身も20年前より成長していたら嬉しいのですが。
息子が12年間お世話になった学校です。そして私も親として息子の学校に関わらせていただき、親子で成長をさせていただいた場所です。
小学部の6年間、息子はほめてもらいながら出来ることを増やし信頼関係を築き、自分も子どもとの距離を上手く保てるように学ぶ事ができました。
中学部の3年間、先生と息子の信頼関係がある中で子どもはどんどん逞しくなり、親は大丈夫!見てるよと戻ってこられる安全地帯になる事ができました。
高等部の3年間、最初は高等部から一緒になるメンバーが増えた事で息子も精神的にかなり頑張らないとならない時期でしたが、先生方に色々とお願いしながら対応していただきました。コロナが蔓延し、様々な制約がある中で先生方のお力で修学旅行も行けて記憶に残る写真が卒業アルバムに載りました。
12年間、私が先生だったらこんな風に向き合えるだろうか…と何度も思いました。親は勝手なので先生方の努力は見えていないのがほとんどです。
でも、そうではないですよね。
やはり先生方の見えない努力の賜物なんだろうと卒業した今だからこそ強く思います。
今回のブログを見て、またひとつ先生方の努力をみせていただきありがとうございます。
コメントに残すことにためらいましたが、今の息子に日々向き合ってくださるあかりのみなさんや、12年間の先生方への感謝の気持ちとして書かせていただきます。