彼らに自由を
あかりの就労施設ではどうしても必要な方以外の送迎は
していません。
もちろん安心して通えるまで一緒に練習をします。
5年間練習して通えるようになった方もいらっしゃいます。
通えるまで5年かかっても
そのあと何年もずっーとひとりで通えるのです。
ひとりで通える自信が、自分の価値を自分で認めることに繋がります。
ひとりで移動ができること、一人での活動ができることが
その方が自由を手に入れることだと思うのです。
自宅から施設までいつも送迎をしてもらっていたら
送迎がなければ通えない。周りの人の意思や都合によって
左右させられます。
ひとりで通うことができれば、周りの都合に振り回されることがありません。
体が不自由だとしてもコミュニケーションが苦手だとしても
ひとりで判断して動けること
アクシデントがあったときの対処方法を知っていること
電話をかける。他人に助けを求めることができる。
助けを求めるメモを渡すことができる等
困ったときどうすればいいかを知って
ひとりで動けることが、その人が大いなる自由を手に入れることです。
みんなが自由に活動して、心優しい道行く人に見守られる
そんな世の中を目指したいです。